出来高、それは勢いを表す一つの指標。

出来高とは取引所で売買が成立した株数のことです。
１００株の買い注文に売り注文が入り売買が成立すれば
出来高は１００です。

出来高と株価には深い関係があります。

出来高が多いほど取引が活発に行われていて、
多くの投資家達が注目していることになります。

株価は上昇する時は出来高も増加して行き、
株価が下降するときは出来高は減少します。

出来高＝相場の勢い


出来高は株価に先行するか？

単純に考えると株価が上がるのは多くの買い注文が入った時、
つまり必然的に出来高も増える時。
そう考えると出来高が先なのか、
株価上昇が先なのかといった議論がどうしても
起こってしまいます。


しかし出来高が多くなってきたら株価も上がってくると
考えても問題ないと思われます。


なぜなら出来高が増えだしたときはまだ
先走りの買い注文の域を出ない状態です。

その小さな変化を読み取って
少しづつ注文が入りだします。

多くの注文が入ることにより
価格競争が起こります。

そして高値の注文が出だし、
株価が上昇していきます。


投資の話なので１００％絶対はないのですが
昔の人の格言にもなるくらいなので
出来高は株価に影響すると考えてよさそうです。